その価値を与えるということ。
「先日、(ワタシがフォローしたことについて)有難うと言いましたが、〇〇もしていなかったので、次回から気を付けてください」
とメール連絡がきた。
まったく気にしていなかった(知らなかった)システムので、あーそうなんだと思いつつ、教えてくださって、有難うございました。と連絡したものの、なんか、釈然とせず朝からイライラ。
なんでだろう?
お客に迷惑がかかるからやったまでで、そいつに感謝されたくてやった仕事ではない。
しいて言うならば、「ありがとう」なんてまったく期待していなかった相手である。
なんでだろうと考えてみた。
そしたら、「有難う」って言われた後に、「僕、別に感謝してないし。」って言われているのだと気付いた。
ん?
感謝の気持ちなんてこれっぽっちも求めていなかったのに、感謝してないよって言われて、なんかイライラしている自分て、
一体なんなん?
先日のお礼メールで、「感謝されちゃったよー」って【驚き】を返せよっていう、気持ちだろうか?
それとも、本当は感謝してほしかったのか?
なんか、釈然としない。
感謝してほしい気持ち0(ゼロ)と、感謝なしは、
果たしてイコールか。
感謝してほしい気持ちというのは、相手に何かを与えた(提供)上での気持ちであって、
感謝無しの気持ちは、もらっているけど(受け取っているけど)、相手には何も返していない「無」である。
それは、一方通行の関係で、相互関係が成り立たず、やっぱりイコールではない。
ということは、感謝されない商品やサービスを相手に提供するのは、自分にとってマイナスでしかない。
ということは、商品やサービスは、相手に喜んでもらってこそ、価値が存在するのか。
ただ、はなから受け取る「つもり」のない相手に、サービスや商品を「一方的に」提供しても、マイナスの連鎖が起こるだけだから、ここからは手を引くべきだったのだ。
なるほど。
そこが大きな敗因だったのね笑)
結論。
マーケティング的にいうと、「私が間違って」いました。
なるほど。
この世界って、奥深い。。。
妙に納得したので、仕事に戻ります。