陽の当たる場所に

gonと申します。面白いことはありません。単なる忘備録。ただ、もしかしたら、こんな人間いるんだなーくらいに面白がってくれる人もいるかもしれません。

お豆さん その2

仕事を頼まなきゃよかったと激しく後悔。

懲りないなワタシ。

 

「いい加減にしてくれ」

 

と心に中で叫び、

頭を冷やそうと、

事務所を出る。

 

単純な話だ。

 

イベントで集めた書類が入るボックスを100円ショップで買ってきてほしい。

乱雑な会場で、無くさないようにするために。

 

ただそれだけ頼んだ。

正直、それくらいな大丈夫だろうとタカをくくっていた。

 

 

朝イチ、会社に顔を出した瞬間に、

同僚から責め立てられる。

 

お豆さんに書類ケース頼んだみたいだけど、

必要なの?

ダンボールとかじゃダメなの?

各テーブルに必要なの?

 

と責め立てられる。

 

いや、会場で書類がなくならないようなケースならなんでもいい。

 

会社で使われていた書類ケースを取り出してきて、これじゃダメなの?

と、怒りながら聞かれる。

 

その場にお豆さんおらず。

 

見てると、同僚がお豆さんにここケースで使うようにしてと、説明している横で涼しい顔をしてる。

 

流石に頭に血が上り、

「しっかり説明してなくてごめんね」

 

と言ったら、

 

お豆さん、

にっこり笑って

「いいえ〜」

と。

 

 

ワタシ、

 

滑稽だ。

 

自分が自分で嫌になる。

 

というわけで、

逃亡を図って休憩室に。

 

そろそろ

戻るか。