伝えられたら、どんなに良いだろう
11/22 夜、9:03訃報が入る。
ばあちゃんが昨日亡くなったとの母からの連絡。
享年93歳。
正確には、血のつながりのあるばあちゃんではなく、父と母の友達で、小さいころからよく遊びに来ていた人で、私は小さいころから、すごくかわいがってもらった。
大人になってからは、宇都宮に住んでいたばあちゃんのところに遊びに行って話をしたり、ご飯を食べたり、何か近況があるとお手紙を送っていた。
ばあちゃんから、手紙が来ることはなかったけど、それで十分だった。
半年前にあった時には、
自分の足でしっかり歩いて、たばこも嗜んで、ご飯も食べていたのに、実は肺がんだったと聞いて、
驚いた。
高齢ということもあって実のところ会える回数も残り少ないと心なしか覚悟してたし、
だからこそいっぱい話をし、私が悩んでいるのを知ってかいつも的確なアドバイスをくれてたし、本当に心の師匠のような人だったから、
亡くなったと聞いて、悲しいというよりか、
ただただ、不思議な感じだった。
しかしながら、ばあちゃんの親戚筋とは全く面識がないため、お葬式には参列せず。
母が訃報を知ったのも、ばあちゃんの友人から別件で連絡が入り、そのときにばあちゃんの親戚の電話番号を教えてもらい連絡したところ、初めて知ったというところだ。
毎日の生活の中でばあちゃんを想う。
ようやく1週間たって、変わらずの毎日を過ごして、ふと思った。
ただただ、さみしい。
あなたがいなくて、さみしいです。
あなたにお手紙が書けなくて、さみしいです。
そう、伝えられたら、
どんなに心が落ち着くだろうか。